目標設定だけで収入が10倍!?

おはようございます。
北海道メンタルクリエイション代表の秋山です。

4月24日に全中(全国中学校体育大会)の中止が、4月26日には全国高校総合体育大会(インターハイ)を中止が発表されました。
僕がサポートしている選手の中には、中学生や高校生もいますので、目指していた大会が中止になり、目標を失ってしまった選手たちもいます。

そんな、選手達とはこんなお話をしている内容は「次の目標は?」です。

もちろんすぐに切り替えられないのは、わかりますし悔しさや虚しさがあるのもわかっています。

メンタルトレーニングでは、緊張やプレッシャーをコントロールする事もしていきますが、物事をどう捉えていくか、出来事のどんな面を見ていくかなども行います。

人間は幼少期から、作られる思考のクセというものがあります。
例えば、雨が降った日に気持ちが上がる人と下がる人がいます。
これは、自分が雨に対してどんな意味を付けているかで決まります。

雨に対して嫌なイメージを持っていれば気持ちは下がりますし、逆であればあがります。
雨というのは、自分ではコントロール出来る事ではありません。コントロールできない事に対して自分の心の状態が悪くなっていることに気づいて、その思考のクセを修正していくのがメンタルトレーニングです。

これは、雨を好きになって欲しいという事ではなく雨に自分の心がコントロールされている事に気づく事が大切だという事です。
自分の心は自分でコントロールしようとする事が重要です。

 

ハーバード大学では、こんな調査が行われたそうです。
ハーバード大学の学生に対して『卒業時、およびその10年後になされた目標設定とその成果』というテーマで調査が行われました。
卒業生が具体的な目標を設定していたかどうかを調べたそうです。

すると
【卒業時】

  • 3%の卒業生が「明確な目標と具体的な計画を設定し、紙に書き残している」と答え
  • 13%の卒業生が「目標は設定したが、特に紙などには書き留めていない」と答え
  • 84%の卒業生が「卒業後の夏を存分に楽しむこと以外は、とくに明確な目標は設定していない」
    と答えました。

その10年後に驚く結果となりました。

13%の目標は設定したが紙にまでは書かなかった卒業生は、84%の特に明確な目標を定めず紙にも書き留めなかった卒業生の2倍の収入になり、
3%の明確で具体的な目標を持ち、それらを紙に書きとめていた卒業生は、残り97%の卒業生の実に10倍の収入を得ていたそうです。

これだけ目標は大切で、さらに紙に書く(アウトプット)が目標を達成するためには重要だという事が検証されています。
あの大谷翔平選手が使っている「マンダラチャート」も同じで、紙に書き出し目で見る事で自分の行動が明確になり今では夢(メジャーリーグ)が叶ったのだと思います。

中学3年生、高校3年生で目標にしていた大会が中止となり辛い思いをしている方がいるかと思います。
新型コロナウイルスの影響もどこまで続くかわからないなかで、目標を定めるのも難しいかもしれませんが今の時点で自分はどうなりたいのかをゆっくり考える時間を作るのも良いかもしれませんので
是非、チャレンジしてみてください。
もし、正しい目標設定方法がわからなければ「マンダラチャート」を使ったワークなども受付けていますので、お気軽にお問い合わせください。

https://japangasa.wixsite.com/jgasa?fbclid=IwAR2DIsTkJtX5qF3UC4g6t1gv5EcoQlEf2rQFn4ZRrASr2Zbg1Pq9MWeJpHw

ではまた。

この記事を書いた人

秋山 泰隆