理容師さん「顔そりイップス」

「イップスはもう終わりだと思います」

こんばんは
北海道メンタルクリエイション代表の秋山です。

数時間前に、驚きのニュースが目に飛び込んできました。
読売ジャイアンツのキャプテンの坂本勇人選手と、大城卓三選手が、PCR検査で新型コロナウイルス陽性だったというものです。
プロ野球の開幕の日程が決まり、徐々にスポーツ界も動き始めていましたので驚きましたが、症状は軽いという事でしたので少しでも早い回復を願っています。

さて、今日は理容師さんのイップスのお話です。

その方は、数か月前から顔そりに違和感を感じていました。
お話を伺うと、今のカミソリは進化していて力を入れて真横に引かない限りは決して切れる事はないそうです。
以前のカミソリは、今のとは違い気を抜くと切れてしまうという緊張感は常にあったようです。

どのような症状かというと、過去に大きな失敗をした訳ではないのですが、上手く剃れるか不安でしかたなくなり動きがぎこちなくなってしまう。
力加減も、恐怖があるのでかなり軽い感じになり、少し震える感じもありお客さんにそれを気づかれてしますのでは?という事も気になっていたようです。

心理テストやカウンセリングを重ね、色々な角度からお話をしながら凝り固まった心を少しづつ解きほぐしていきました。
やはり、イップス克服には脳のケアは欠かせません。
脳の無意識の部分が「やりたいのにできない」「わかっているので動かない」となる原因となっている事がほとんどですので、カウンセリングやメンタルトレーニングと同時に「脳の無意識のケア」も行いました。

すると、1回目のトレーニングから効果が表れはじめました。
考え方や捉え方に変化が表れ気持ちがとても楽になったと言ってくれました。

そして、2週間後に2回目のトレーニングを行い今日3回目のトレーニングでした。
実は、新型コロナウイルスの影響もあり顔そりはしばらく行っていなかったのですが、緊急事態宣言も解除となり顔そりを再開したのは3回目のトレーニング数日前でした。
そして、今日お話を聞くと最初の2人はかなり緊張感があったものの、何とか乗り切ったそうです。
変化があったのは、その後でした。
一気に力が抜けて、イップスを発症する前の感覚に近くなっていたそうです。
その後の数日間は、かなりリラックスした状態で仕事ができていて休日のゴルフも心から楽しくラウンドできたそうです。

その話の流れで「無意識のメンタルトレーニングは、本当に凄いです。今までどうしても消えなかった不安が自然と消えて以前の感覚が戻ってきました」といってくださいました。

色々な所に書いていますが、私自身がイップスを経験し苦しみましたので、その不安で仕方ないという気持ちが本当にわかるので、その言葉を聞いたときは涙が出るくらい嬉しかったです。

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『阿部慎之助さんがイップスで苦しんでいた。』

この記事を見ている方で、もしイップスでお悩みの方がいればお気軽にお問い合わせください。
イップスから抜け出す方法はあります。
オンラインでの無料カウンセリングも受付けておりますので。ホームページ内の「お問い合せ」からご連絡ください。

一人で悩んではダメです。
一緒に乗り越えましょう。

ではまた。

この記事を書いた人

秋山 泰隆