イップスを乗り越えて「楽しく投げられました!」

イップスを乗り越えて「楽しく投げられました!」

北海道の皆さん!
北海道にも「北海道ベースボールリーグ(HBL)」という独立リーグ(野球)があるのをご存知ですか?

今年、発足した北海道ベースボールリーグ(HBL)は、チーム数が2チームとまだまだこれからのリーグなのですが年間で70試合を戦いました。来年は4チームになります。

《チーム紹介》

・美唄ブラックダイアモンズ(美唄)
・レラハンクス富良野BC(富良野)

今年は、新型コロナの影響もありましたが、5月に開幕をして9月には今季のチャンピオンを決めるチャンピオンシップが開催され初代王者は「美唄ブラックダイアモンズ」でした。

その初代王者のブラックダイアモンズの投手2人が「イップス克服」トレーニングをしに私のところへ来てくれました。

その一人が今回ご紹介する内田投手です。
内田投手は、イップス克服トレーニングを始めた頃を次のように振り返っています。
「当時は、不安や恐怖で頭がいっぱいで、自分がどのように投げているかなど感覚が全くわからない状態でした。」

本人が言っているように、当時は投げるのが不安で仕方ない様子だったのを覚えています。

 

イップス克服トレーニングは、以下の順で行なっていきます。

1、カウンセリング(心理テスト)
2、イップスや脳のメカニズムの理解
3、意識のメンタルトレーニング
4、無意識のメンタルトレーニング
5、野球選手は実際にキャッチボールをしながらイップス克服トレーニング

内田投手も、この流れで数回トレーニングを重ねて不安や恐怖で頭がいっぱいだった状態から「投げるのが楽しい」と感じられるまで回復していきました。

克服スピードは個人差がありますが、イップス克服トレーニングを受けた9割以上の方が効果を感じ克服してくれています。

私自身も経験した「イップス」ですが、これは経験した本人でなければわからない部分がたくさんあります。
経験をしていない人からすると「気持ちでしょ?」「メンタルが弱いからでしょ?」と簡単に感じてしまうかもしれませんが、決してそんなに簡単な事ではありません。

わかっているけどできない。
やりたくてもできない。

これが、イップスです。

イップスは乗り越えられますし、決して恥ずかしい事ではありません。
しかし、しっかりとした知識がある人に相談する必要があります。
なぜなら、イップスはまだまだ理解している人が少ないからです。
憶測でアドバイスをしたり、技術的な事ばかりアドバイスしてしまうと更に悪化することが多々あります。

イップス研究所札幌支所では、「無料相談」(オンライン可)を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。

一緒に乗り越えましょう!!

では、また。

この記事を書いた人

秋山 泰隆