【箸イップス】について、ご質問をいただきました。

こんばんは
北海道メンタルクリエイション、イップス研究所札幌支所の秋山です。

まだまだ、新型コロナウイルスの影響が続いていますが感染者の数は少しずつ減少傾向にありますので、このまま収束に向かう事を願っています。
何より、医療関係の方々の事を考えると一人一人が出来る事を考えて行動する事が大切なのではないかと考えています。

さて本題です。
今日は【箸イップス】についてご質問をいただきましたのでご紹介いたします。
※もちろん個人を特定できるような投稿はいたしません。

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【ご質問】

箸が上手く使えなくなってしまいました。半年前までは、なんともありませんでしたが、仕事などで上司や同僚との会食時に頻繁に現れます。
自分では
器用な方だと思います。最近では、逆手の左で箸を使って食べています。
何とか、治りますでしょうか?よろしくお願いします。

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【返信(回答)】

ご連絡ありがとうございます。
イップス研究所札幌支所の秋山です。

お箸が上手く使えなくなってしまったのですね。
私自身もイップスの経験がありますので、◯◯さんの辛さや苦しさは理解できているつもりです。
イップスのメカニズムをご理解していただき、ご自身の脳の状態や体の状態を理解することで克服へと向かうことでしょう。

半年前までは大丈夫でした。とありますが、半年前に何か箸が上手く使えなくなるきっかけとなるような出来事があったのでしょうか。
もし、その時に何かあったのであれば、次もそうはなりたくない。もしかしたら、またなってしまうのではないか。と不安に襲われてしまい。考えれば考えるほど悪い方向に行ってしまうのではないでしょうか。

それは、予期不安というものです。

予期不安とは、脳の無意識の感覚野という部分に不安が溜まり込んでしまい意識と無意識、つまり大脳と小脳の伝達が上手くできていない状態になってしまいます。
意識の部分で失敗しないようにと考えれば考えるほど無意識の部分では失敗している自分をイメージしてしまいます。

例えば、廊下を走らない。と廊下を歩く。では脳でイメージする事が違うはずです。
このように、まずはご自身が頭の中で使っている言葉を分析してみて、どのような言葉を使っていて自分の脳にどのように影響しているのかを分析するのも良いかもしれませんね。

では、無意識に溜まり込んだ不安を解消する方法ですが、リラックスする時間を持つことです。趣味の時間や気心の知れた友人などと会い会話することもよいでしょう。
そして、友人にはご自身の今の状況を聞いてもらうのも良いことです。話をすることは、体内に溜まっていたものを吐き出す効果もありますので、それだけでも少し楽になるはずです。

また、イップス研究所では無意識のメンタルトレーニングというものがあります。
無意識のメンタルトレーニングとは、無意識の部分に直接アプローチして凝り固まった脳を本来の自然な状態へと戻していくものです。
自然な状態に戻すことによりモノの見方や感じ方などを本来の自分らしく感じることができるようになります。
脳がクリアになることにより大脳と小脳の伝達が上手くいき箸の使い方もスムーズになると考えます。

もし、ご興味がお有りでしたら是非ご連絡いただければと思います。
◯◯さんの気持ちが楽になり、楽しく会食できることを心より願っております。

それでは、よろしくお願い申し上げます。
秋山

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最近は、スポーツ以外でイップスで悩んでいる方のご相談を受ける事が増えています。
先日も理容師の方からのご相談を受けました。

私がイップスで苦しんだ経験があることから、一人でも多くのイップスでお悩みの方の力になれたらという思いが強いです。
無料相談もございますので、一人で悩むのはやめて本当にお気軽にお問い合わせいただければと考えております。

よろしくお願いいたします。
ではまた。

この記事を書いた人

秋山 泰隆