パパママ必見!! 子供の能力をMAXに引き出す親の 【7つの共通点】

おはようございます。

北海道メンタルクリエイションの秋山です。
北海道では、新型コロナウイルスの感染が広がり休校が続いています。
芸能界やスポーツ界でも、PCR検査で陽性反応が出ている方が増えています。
少しでも早く、安心して生活ができるよう一人一人が意識を持って生活していきたいですね。

今回の記事は、アスリートを子供に持つパパさん、ママさんに読んでいただきたい内容です。
これを読み終わる頃には、自分の子供に色々と試したくなること間違いなしです。

【目次】
1.きっかけ作り
2.両方見ている
3.質問
4.言葉のチョイス
5.絶妙な目標設定
6.鼻を折る
7.一緒に

1.きっかけ作り

子供が何かスポーツを始める時には、多かれ少なかれ親の影響を受けているでしょう。
好きな事をやらせる。という方針の方もたくさんいらっしゃいますが、プロアスリートを育てている親のほとんどが親自らがしていたスポーツや興味がある種目を選び
子供がその競技をするきっかけを与えています。

しかし、熱が入り過ぎてしまうと子供へのプレッシャーが上がり「やりたい」から「やらなくてはいけない」という気持ちになり練習にを自主性がなくなり能力を発揮しにくくなってしまいますので
パパママは、スポーツを始める“きっかけ”と練習を続ける“きっかけ”を意識しながら会話をしてみてくださいね。

 

2.両方見ている

日本人は、礼儀正しく、マナーを守り、完璧主義の人が多いと言われています。
これらは、とても素晴らしい特徴なのですが、マイナスに表れることもあります。

どういうことかと言うと、ダメな所やできなかった所を無意識に見つけてしまうという事です。

完璧を求め過ぎて
・試合でできなかった事

・練習でできていない事
・失敗したプレー
・弱点

スポーツでは、完璧を求めて練習します。
しかし、試合などで完璧にプレーできるのは年間で数回あるかどうかです。

子供の能力を引き出す親は、できなかった事とセットでできたと事も必ず見ています。
そして、言葉にして伝えています。
「○○はできなかったかもしれないけど、○○はできていたね。」
できていなかったとしても、やろうとしている姿があればOKです。
チャレンジした事を認めて次に繋げていきましょう。

 

3.質問

いかに考えてもらうかが勝負です。

上手くいかなかった時はもちろんですが、上手くいった時もなぜ上手くいったのか、なぜ上手くいかなかったのかと質問をしているかどうかで
次に、同じ状況になった時に大きな差になります。

小さな子供は、なんで?なんで?と質問をする時期があります。
色々な事に興味があり吸収している時期です。

スポーツをしている子供の頭をその興味津々の状態にしてあげることで、考える力が付き自主性が生まれます。
その為に大切になるのが、質問です。

「○○しなさい」「あの時は○○ほ方が良かったんじゃないか」など、はじめから答えを与えるのではなく
「あの時はどうしたら良かったと思う」「次、同じ場面がきたらどうしたい?」などと質問し自分の頭で考えるクセを付けましょう。

 

4.言葉のチョイス

「お前はダメだね」
「全然できてないじゃん」
「また失敗してたね」

などの言葉をかけている、親御様を見かけます。
発破をかける意味で言っているつもりでも、子供は自信を失い自分はそうなんだと自分で自分にレッテルを貼ってしまいます。
これを「セルフイメージ」と言い、大人になってもこのレッテルを剥がせずに苦しむ事もあります。

小さな頃に「お前は本番に弱いな」と何気なく言われた事が、無意識に大人になっても自分は本番に弱いんだと思い込んでしまい実際に本番でミスを繰り返すことがあります。

親の声掛けで、子供のメンタルが作られる事を忘れずに、その場、そのタイミングに合った言葉のチョイスしていきたいですね。
合っているかどうかの判断は難しいですが、その意識があるかないかでは雲泥の差です。
是非、言葉のボキャブラリーを増やし子供のメンタルを作り上げていきましょう。

 

5.絶妙な目標設定

これは、子供だけではなく大人も同じです。

高過ぎる目標や低すぎる目標は、能力を伸ばすという視点では適していません。
成功体験を増やし、自信に繋げることは大切なのですが簡単にクリアできたとしても自信には繋がりません。

今のままでは、厳しいけど少し頑張ればクリアできるかもと感じるくらいの目標が良いでしょう。
「プロになりたい」「オリンピックに出たい」などの最終目標は高く掲げながら日々の目標は、絶妙な設定にしましょう。

・最後まで走りきる
・最後まであきらめない
・最後まで声を出す

など、自分で意識する事で達成可能な目標も良い目標です。
そして、その目標を達成できなかった時には「3.質問」で説明したように、次はどうしたら達成できると思うかを質問しながら次の目標についても質問してみましょう。

自分で決めた目標と言われた目標では、達成意欲が全く違います。
子供の心を、くすぐりながら絶妙な目標を設定してみましょう。

 

6.鼻を折る

子供は調子に乗りやすい面があります。
活躍した時、他人に称賛された時は大人でも調子に乗ってしまいます。

子供の能力をMAXに引き延ばす親は、こんな時は必ず鼻を折ります。

自分を見失わず、今やるべきことを確認しながら最終目標を達成する為に何が必要なのか。
今日の活躍は素晴らしかったけど、切り替えて次の準備をしようと我に戻してあげましょう。

鼻を折ると言っても、しっかりと認めた上で次に進むという意味です。
決して活躍した事を無視するという事ではありません。

 

7.一緒に

親が口だけで子供に指導しても響きません。

毎日自主練習をしなさいという親が、ソファーで昼寝ばかりしていては子供はどう思うでしょうか。
心技体全ての面において、一緒に考え行動する事で子供のメンタルは育ちます。

指示する。指導する。だけが「一緒」ではありません。
一緒に悩み、一緒に喜び、一緒に成長していく。

これが、子供の能力を引き出す最高の方法です。

 

今日は、2020年4月16日です。
新型コロナウイルスの影響で、家族との時間が増えているのではないでしょうか。
この時期を、悲観的に捉えるのではなく、この時期をどう使うかを考えて子供と接していきたいですね。

ではまた。

この記事を書いた人

秋山 泰隆