知っていましたか?
ヒトの遺伝子は、隣の人と99.9%類似している。残りの部分に、目の色から特定の病気にかかりやすいかどうかまで、あらゆる情報が入っている。
つまり、日本代表の久保建英選手や南野拓実選手とあなたの遺伝子も99.9%が類似しているという事です。
遺伝子を調べると「遺伝子とは人間の体をつくる設計図に相当するものです。」と出てきます。
という事は、ほとんどの人は体の設計は一緒だという事です。
では、本番で活躍できる選手とできない選手の違いは何か…
それは、メンタルです。
では、メンタルとは何か…
それは、心や精神です。
では、心とは何か…
知識・感情・意志などです。
では、メンタル強化とは…
メンタルを強くするとはどういうことかと言うと、メンタルについての知識を増やし感情をコントロールして思考を変えていくことです。
子供がメンタルを深く理解するには、時間がかかる事がありますが試合前などに短時間でメンタルの状態を上げる即効性のある2つの質問があります。
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1つ目は、「君の将来の目標は?」です。
試合前は、不安になる選手がいます。
不安を感じる事は悪い事ではありませんが、不安を感じる事で消極的になる事はパフォーマンスを下げる可能性が上がりますので、不安を感じた時は不安を受け容れた上で、どんな自分でプレーをしたいのかを整理してから試合に臨むようにしましょう。
具体的には次のような感じです。
親「試合前だけど不安や緊張はある?」
子「うん。少し不安」
親「そうだよね。でも、試合前はどんな選手も不安を感じたり緊張したりするんだから、それは自然な事なんだよ。嫌がる事はないよ」
子「わかった。でも、上手くいくか不安だよ」
親「君の将来の目標は何だっけ?」
子「Jリーガー」
親「そうだよね。その目標を達成した事を想像してごらん」
子「…(イメージ中)」
親「そのイメージで試合をしてごらん」
子「うん!!」
この様に、不安を感じている時は理想の自分をイメージさせてあげてください。
脳は、自分が注目している事に反応して体も反応します。
不安に注目している時は、その不安の通りに体が動き
理想の自分をイメージすると、その理想の動きをしようと体が反応します。
つまり、脳の状態を変えてあげることでパフォーマンスを上げていくというトレーニングです。
2つ目は、「君の過去最高の試合(プレー)は?」です。
この質問は、将来の目標が定まっていない子や漠然としている場合に使います。
どんな子にも、上手にできたプレーや褒められたことがあるはずです。
もし、はじめての試合などの場合にはそのスポーツではなくても良いので上手くいったことや褒められたことを思い出させてあげてください。
1つ目の質問同様に、脳の状態をマイナスからプラスに変化させるのが目的です。
あなたの子供が試合前に、不安を感じたり緊張で頭が真っ白になりかけている場合に試してみてください。
今回の内容は、あくまでも特効薬です。
本来のメンタルトレーニングとは、時間をかけて本人が自分自身でメンタルコントロールできるようにしていくものです。
折れない心を作っていく為には、多少の時間は必要ですが
今後も、子供のメンタルを育てる情報を発信していきたいと思います。